1月〜2月の新刊文庫
1月から2月の新刊文庫を見ていて気になった文庫ををピックアップしました。1月の新刊文庫も掲載していなかったので、今回併せて掲載しました。出所は太洋社の「文庫発売予定一覧」です。
【1月】
小林信彦 | 本音を申せば8 人生、なんでもあるものさ | 文春文庫 | 605 | 01/05 |
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丸谷才一 | 丸谷才一エッセイ傑作選1 腹を抱へる | 文春文庫 | 875 | 01/05 |
後藤繁雄 | 独特老人 | ちくま文庫 | 1620 | 01/07 |
鷲田清一 | 老いの空白 | 岩波現代文庫 | 1102 | 01/16 |
この文庫のなかでは、丸谷さんのエッセイ傑作選が気になりました。今回1なので、まだ続くようです。また、後藤さんと鷲田さんの文庫は老いについて。これは考えねばならない問題です。
【2月】
野田宇太郎 | 新東京文学散歩 上野から麻布まで | 講談社文芸文庫 | 1620 | 02/10 |
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吉田健一 | 英国に就て | ちくま学芸文庫 | 1188 | 02/09 |
吉田健一 | 汽車旅の酒 | 中公文庫 | 864 | 02/23 |
野田さんのこのシリーズもどこまで続くのでしょう。かつて古本市で角川文庫版の1冊を拾い、文学散歩について知りました。また吉田健一さんの文庫が2冊出版されました。まだまだ吉田さんの人気衰えずといったところでしょうか。