読売新聞「2014年の3冊」を読んで

これで読売新聞の「2014年の3冊」の上中下が揃いました。2014年の3冊を通して見ることができます。一番気になったのは昨日のブログで紹介した本、富士川義之『ある文人学者の肖像 評伝・富士川英郎』です。

それ以外でというと、もう一度再読を要します。自分の感度が落ちたのか、どうもピンとくる新刊本が少なくなっています。朝日新聞日経新聞の書評欄を見ても同じ。単なる老化とは明らかに違うと思うのですが。

ふと思いついたのがズレ。時代とズレ始めている?のかもしれません。これはちょっと困ったことだと思っています。ズレがあるとしたら、どう調整すれば、関心が現実をとらえる(想像力が時代を超える!?)ことができるのでしょうか。