天野祐吉さん没後1年過ぎ
天野祐吉さんが亡くなって、1年あまり。今日12/5の朝日新聞に<今も生きる天野語録>という記事が掲載されていました。<天野語録>を紹介しながら、天野さんからのメッセージを読み解いています。
天野さんは広告の見方・考え方を普及させ、広告(広告批評)というジャンルを確立しました。その功績は大変大きいと思います。この1年で、天野さんの本が相次いで出版されました。これもまた故なきことではありません。
出版された天野さんの本は以下の通りです。
- 「成長から成熟へ さよなら経済大国」(集英社新書)
- 「天野祐吉のCM天気図傑作選 経済大国から『別品』の国へ」(朝日新聞出版)
- 「天野祐吉 経済大国に、野次を。」(河出書房新社)
- 「広告批評 アーカイブ 広告20世紀」(グラフィック社)
- 「天野祐吉対話集 さよなら広告 さよならニッポン」(芸術新聞社)
そして、最後に<天野語録>からひとつ。いい昭和のおやじの言葉です。
<別品。いいねえ。世界で1位とか2位とか、何かについてそんな順位を競い合う野暮な国よりも、戦争も原発もない「別品」の国がいい>。