出久根達郎さんの新刊

ネット巡回をして、見つけたのがこの本。出久根さんの新刊で、『本があって猫がいる』(晶文社)です。新刊といっても、今月9月の20日に発行された一冊、それも久しぶりのエッセイ集です。

因みに、その内容についての紹介を引くと、<いまでは稀少となった感のある「昔気質の物知りおじさん」にして「生活巧者」の出久根さんが綴る滋味あふれるエッセイ集>と書いてありました。

出久根さんの、とりわけエッセイ、それも本に関するエッセイでは本についての森羅万象(ちょっと大袈裟か)をいろいろ教えてもらいました。当店が古本を扱うようになった時の、一種のマニュアルと言ってもいいでしょう。

もちろん、今回のエッセイ集も、大いに期待しているのは言うに及びません。こうした、古本屋のおやじさんのエッセイを書ける人って、少なくなりました。この点、出久根さんのエッセイは希少です。

まずは、本を開いて、頁を、でしょう。

本があって猫がいる