ネット時代の学習とは

その日のツイートを翌日「はてな」のブログに自動的に転載するようにしています。しかし、そのツイートについてのコメントが、文字数にズレを生じ、なかなか上手く揃いません。半ば諦めていましたが、表記を次にように変えると、その文字数のズレがなくなりました。



これで、いままで1行コメントしか書けなかったものが、それ以上のコメントが書けるようになりました。まさに、「当たり」でした。表記法を十分知っていれば、簡単なのでしょうが、そこまでではないので悩みました。

しかし、解決へのヒントはネットのQ&A=相互に教え合うことのなかにありました。知っている人は知らないひとに自分の解決方法を教える。それでもわからない人はまたQ&A。そんな繰り返しの中で、試行錯誤が行われています。それを通してネットの学習はますます進化していきます。

そして、ネットは不特定多数の人たちが通うインターネット・スクールになっていきます。学ぶには、やる気と好奇心と想像力さえあれば、どんなことでも学べます。これからは学校がどんどん変わっていく、そんな時代になっていくような気がします。

ネット大学やネット講座などが普及するにはまだ時間がかかるかもしれません。しかし成功モデルが生まれれば普及していくのではないでしょうか。その過程で、いつでも、どこでも,誰でも、何でも、学べる環境づくりをすること、またリアルとネットのいい関係づくりをしていくことが大事になります。

<個々人にとって人生の各瞬間を、学習し、知識・技能・経験をわかち合い、世話し合う瞬間に変える可能性を高めるような教育の「ネットワーク」をこそ求めるべきなのである>。(イヴァン・イリッチ著『脱学校の社会』東京創元社

脱学校の社会 (現代社会科学叢書)