検索、ニッチなアプリに注目!

[ハフポスト」の6/8の記事Googleなどの大手検索エンジン、深刻な売上シェアの減少。検索に取って代わりつつあるニッチなアプリ 」より、下記を引用しました。

ものごとを探すときに、これまでのようにデスクトップで検索エンジンを使う、という形から、スマートフォンで探す形に変わりつつあるのだ。同時にまた、検索のやり方も多様化している。Googleは何でも探せる汎用検索エンジンだが、どこが良いレストランか、今欲しいものをいくらぐらいで売ってるか、などは教えてくれない。だから旅行の情報を探すならKayakなどのアプリを使った方がよい。家を探すならTrulia、地元のお店や企業を探すならYelp、等々となる。そこで、検索エンジンからアプリへ、という移行が起きつつあるのだ。

この記事は<ものごとを探すときに、これまでのようにデスクトップで検索エンジンを使う、という形から、スマートフォンで探す形に変わりつつある>ことを指摘しています。

また<今年の合衆国のモバイル広告市場は177億3000万ドルという巨額で、そのうちのモバイル検索広告はその約半分の90億2000万ドルだったが、Googleのマーケットシェアは65.7%に落ちた>とも報道しています。

これは異変? 検索もグーグルモデルを使うのではなく、それぞれの検索アプリを使用することが増えています。これは<GoogleやBingやYahooなどの大手検索エンジンにとって、売上シェアの深刻な減少を意味して>います。

ユーザーのニーズも、検索の仕方も、どんどん変化しているということです。そのニーズに合わせていかないと、売上シェアだけでなく、マインドシェアも減少し、いつの間にか忘れられる結果になります。

ユーザーは、もっと便利な検索の仕方を、もっと簡単に使えるアプリを求めています。そのニーズの実現のために、各社は商品コンセプト開発からマーケティング戦略まで企画・実行・検証しています。

気になるのは、やはり、大手検索エンジンの戦略、いや、これからユーザーが使用するであろうニッチなアプリです。時代は検索エンジンからアプリへと移行し、そしてユーザーごとの棲み分けが始まります。

ショールーミング」という消費行動が小売店の売上に影響しているように、ニッチなアプリが検索エンジン各社に影響を及ぼしつつあります。これからはニッチなアプリにも注視していきたいと思います。