学術文庫の創刊について

吉とでるか、凶とでるか →【広角レンズ】「学術文庫」相次ぎ新創刊 埋もれた名著で手堅く商い+(1/3ページ) - MSN産経ニュース - Mozilla Firefox http://ow.ly/xvIUA

というツイートを送信しましたが、元記事には文庫の売上も伸び悩んでいると記されています。それを補うために学術文庫の創刊することになった?( かどうかは定かではありませんが・・・)

まずは文庫市場の現状は次の通りです。

<出版科学研究所によると、平成25年の文庫全体の推定販売額は前年比2・5%減の約1293億円となり、出版不況下で健闘してきた文庫市場も伸び悩みを見せている>。

さらに文庫の売上に対しての学術系文庫の占有率は何と1〜2%!です。果たして、文庫の落ち込みをカバーできるかどうか。( 岩波文庫の強さはさすがです!)

<書籍流通に詳しい出版関係者によると、文庫全体の売り上げに対して学術系文庫が占めるシェアは、1〜2%程度という。しかもその半分を岩波文庫が占めており、残りを各社で分け合う構図だ>。

<学術系の名著は大きく売れるわけではないが、需要は底堅い。文庫市場の曲がり角を見据えた、老舗の新戦略ともいえそうだ>。

と、記者は結びますが、需要が底堅いのかどうか。どうもピンと来ません。この新戦略が功を奏するかどうか。結果が明らかにしてくれるでしょう。