今机の上にある本
GWが終了、今机の上にある本を眺めています。この間に購入した本は以下の通り。
- 四方田犬彦 『ひと皿の記憶』 ちくま文庫 ※
- 出久根達郎 『古本夜話』 ちくま文庫
- 開高健 『最後の晩餐』 光文社文庫
- 多和田葉子 『言葉と歩く日記』 岩波新書
- 丸谷才一 『人間的なアルファベット』 講談社文庫 ※
- 津田大介 『情報の呼吸法』 朝日出版社
※既に紹介済み
こう並べてみると、何とも雑食であることがわかります。少しは節制をすればいいものを、とは思いますが、それができません。いままでも、おそらくこれからもこの習性は変わらないでしょう。
本すべて読み切れるわけではないので、本が当然山積みになります。草森紳一さんのように「本が崩れる」(文春新書) 状態にならないからいいとして、「三途の川に本が流れ」の状態になることは明らかです。
でも、 「本は読めないものだから心配するな」 (管 啓次郎) と励まされ、一冊、また一冊、石を積むように、本を積み上げています。これはバベルの塔なのか、あるいはピサの斜塔なのか、終には崩壊の塔なのか。
ふと、あのシジフォスの神話を思い出しました。