今日の拾いもの

ようやく春の暖かさが・・・と思っていると、まだまだ風が冷たい。3月、寒暖を繰り返しながら、春になっていくのですが、今年は春が遅いようです。予報では暖かくなるというのですが・・・・・。

今日は西荻で一箱、五反田と神保町で展示即売会が行われています。(詳細は「東京古本市予定表」を参照)。しかし所用があり、これらを廻る時間もなく、いつもの古本屋めぐりとなりました。

結果は次の5冊。最近は10冊以上の本を拾うことはめったにありません。それはそれとして、できる限り是々非々の購入を心がけたいと思います。

今回の購入本でよかったのは次の2冊です。

まずは今和次郎さんの『日本の民家』 (岩波文庫)です。前々から探していた一冊。この文庫の頁をめくると、今さんの数多くのスケッチ・・・家から生活用品まで・・・を見ることができます。このスケッチが実にいいのです。

もう一冊は矢島翠さんの『女性特派員ノート』(人文書院)です。加藤周一さんの奥様で、この他にも次の単著があります。いま手元にないのが『出会いの遠近法』(アマゾン価格7698円とは!)です。