あの「上海バンスキング」をまた観たい！

オンシアター自由劇場　吉田日出子さんの「上海バンスキング」。かつて観たときの感動はいまでも忘れることできません。いままで観た演劇のなかでも、素晴らしい公演でした。

そしてあの感動を知ると、ぜひまた芝居を観に行きたいと思います。(あの感動は一種の媚薬か）今週つかこうへいさんの「熱海殺人事件」を観ますが、かつての芝居といまの芝居がどうなのか、見比べてみたいと思います。

いままでずっと観ている芝居がしだいに観られなくなり、いつの間にか語り継がれる芝居になっていきます。これまた致し方なし。だから、観られるうちに観ておきたいと思っています。（それができる年齢になったので）

あと残っている劇団といえば、唐十郎さんの「唐組」だけでしょうか。昨年の後半でしたか、仕事の関係で、新作を観に行けませんでした。今年の「唐組」の予定はどうなのでしょうか。今年はぜひと思っています。

いまでもきちんと正座をして観ている紳士はまだ来ているのでしょうか。柄本さんが一升瓶を持って来ているのでしょうか。紅テントのなかで振り返ると、あの人もこの人も観に来ていました･････。

そう、紅テントに関係した人たちが一堂に会して、一世一代の芝居をやってもらえないだろうか。（そんな夢を観たい気がします）