もっとイマジネーション!

良いサイトはブックマークしているので、そのサイトをその都度読むことができます。いつも見ているのが「magazineworld.jp」。ここにはマガジンハウスの雑誌と本の最新情報が網羅されています。

このサイトの各ページを見るだけで、ハイセンスな感覚、ハイブローな発想に触れ、いい感性のトレーニングになります。マガジンハウスは半歩先ゆくクォリティを提示し、常に新しい生活を、社会を、時代を創り出だそうとしています。

そのなかで気に入っているのが「100%LiFE… スタイルのある家と暮らし」。ページを見ていると、住まい、暮らし、生きるが三位一体となり、各自のライフスタイル創り上げています。そしてここに至るまでのプロセスに思い巡らすことができます。

こんな生活したい、あんな家づくりをしたい、こんな配色は、あんな配置は、いやこういう構成は、と想像力が先走ります。が、問題はお金。それさえあれば、住も、食も、衣も、遊も、自分の好きなように最適化できるのですが ・・・ 。

しかしお金はモノの欲求を満たすことができますが、ココロの欲望を満たすことができません。いま求められているのはココロの満足です。誰しも最大、最高、最適をめざし、納得のいく生活をしたい。その思いは同じだと思います。

お金がなければ、想像の世界で愉しめばいい。こうして「100%LiFE」を眺めながら大いに遊べばいい。「数百円と想像力」*1さえあれば、もっとイマジネーション! 自由自在です。 想像力はすべての人に与えられています。あとは自分が、自分のライフスタイルを、追求するのみ!

*1:「想像力と数百円」は糸井重里さんの懐かしいコピーです。新潮社は当時勢いがありました。最近その勢いに陰りが見えます?文芸への関心の低下、読者の少子高齢化、紙本ではなく電子本の普及、書き手の多様化など。原因は幾つも挙げられます。本を守ること、書店を守ること、出版を守ることも必要ですが、まず出版社のこれからの道筋を、展望を、ビジョンを示してもらいたい。これはなにより出版社自身の死活問題なのですから。それがどうも見えていない。(それが私だけならばいいのですが ・・・)。
<青空は、史上最大の読書灯である。夏休みになって気がついた。あたり前のことに気がついた。夜読むばかりが本ではない。電気もランプもない時代、ちゃんと書を読む人がいた。そいつをすっかり忘れてた。― 想像力と数百円。新潮文庫の百冊>。