モノを通して時代を見る2冊
10/27のツイートで紹介しました 気になる1冊!ということで紹介した アンドルー・ゴードン著 『ミシンと日本の近代−消費者の創出』(みすず書房)ですが、この本と同様に、モノを通して時代を見る本をもう一冊追加しておきます。
ブック・アサヒ・コムで、文筆家・イラストレーターの内澤旬子さんが取り上げていた一冊、田中ひかるさんの『生理用品の社会史』(ミネルヴァ書房)です。これはいままで語られてこなかった日本の生理用品の歴史であるとともに、それがどのように女性の意識を変え、時代の潮流を変えたかという内容です。
しかし日常的に生理用品の広告がこれほど行われている国もめずらしい。とりわけTVCMで顕著ですが、海外ではそれほどでもない気がします。この点も考えてみたいテーマですが、書中取り上げられているのでしょうか ・・・・・ 。