10月より丸谷才一全集刊行

先日の朝日の朝刊を読んでいたら、先日取り上げた丸谷才一全集のことが記事になっていました。早速、ネットで検索すると、10月より文藝春秋から毎月一冊刊行されます。小説6巻、評論6巻の全12巻。ブログ記事を書いているわりにはノーマークでした。

その内容は、

とにかく面白く、知的冒険に満ちた小説。通説を排して尖鋭、古今東西縦横無尽の評論。常に日本の現代文学をリードし続けた丸谷才一氏の仕事を網羅した全集が刊行されます。未刊行も含めた全小説と、主だった評論のほとんどを収録(選評、時評、匿名コラムを含む)。今なお刺戟に満ち論議を呼ぶ、溌剌とした全集

だと言います。

詳細は文藝春秋のページをご覧下さい。先日もおすすめしましたが、書評はすでにちくま文庫で日本編と海外編が刊行されています。それとは別に丸谷才一さんの得意なエッセイをセレクションとしてまとめてもらえたらいいと思うのですが、どうでしょう。(文春文庫、いや、ちくま文庫か)。

丸谷才一全集 第五巻 「女ざかり」ほか