最新最善のテキスト、それは現実です

昨日はiPhoneの「日本のNews」について紹介しましたが、今日はそのなかの週刊誌の記事を紹介します。週刊誌の記事もフリーで読むことができます。

例えば、「週刊朝日」の10/18号の記事「汚染大国・中国のすさまじい現実」。北京在住の作家、谷崎光さんが中国の汚染の状況を現地ルポしています。

<北京は基盤の配管ごと古く、鉛含め有害物質が含まれているのがあり、細部の規制は2004年にやっと出た。飲用、料理用の水は全部、スーパーで鉱泉水を買っている。一人暮らしの水代は日本での3倍で、その17%は税金である。メーカーの調査では、安全な飲み水を買えるのは、人口の3割。しかもそれが本当に安全とは限らず、家庭用の本格的な浄水器も、今、よく売れている>

このように雑誌の記事までもフリーで読むことができる。となると、読者としては願ったり叶ったりですが、これで果たしてメディアが成り立つのかどうか。それが心配になります。

アナログからデジタルへ、有料から無料へ、フリーからシェアへ。時代は変化しています。そのなかで、求められているのは、新しい酒と新しい革袋。それがまだ?模索中です。

しかし言えることは、情報化社会のなかで、新しいメディアを開発していかないと、将来厳しくなるということ。また、読者も情報リテラシーを向上させないと、必ず遅れをとるということ。

PC、スマホを、もっと臨機応変に利用し、情報を、もっと自由自在に加工し、難問に解答を。情報リテラシーの最新最善のテキストは現実です。試行錯誤のなか、現実から学べ!