朝の日課から
朝の日課ですが、まずはニュースから。ということで、iPhoneで「日本のNews」を見ます。数多くのニュースのなかから絞り込んだ10紙を読み、次にこれもおすすめの「たてコラム」を読みます。
なぜおすすめかというと、朝刊のコラム( 朝日ですと、「天声人語」)が縦書き表示され読むことができます。これは、ほかと比べても、実に読みやすい! 日本語はやはり縦読みだということを実感します。
しかし、この「たてコラム」ですべての新聞を読むわけにはいきません。それにしてもコラムの多さに驚きます。必読の8紙を決め、読むようにしています。そうしないと、切りがありませんし、集中力も欠きます。
次にコラムを読んで、いい内容の箇所や印象に残った箇所をメモしておきます。それをツイートするか、ブログ記事にします。これが今朝のメモ。何か通じるものがありますか。あのサムシングに。
[東京 筆洗]
気味が悪いほど暑い。八日、東京都心の気温は三〇度近くまで上がったという。この陽気の中キンモクセイの匂いとは妙なものだ。暑い秋にどうも調子が狂わされてしまう。
[京都 梵語]
正鵠(せいこく)は的の中心を意味する。だから正鵠を射るとは的の中心を射ること、転じて物事の要点、核心を的確につくたとえとなる。
[西日本 春秋]
物質的豊かさを高めるためなら環境破壊もいとわなかった20世紀は今は昔。豊かさの尺度が変わった21世紀は「環境の世紀」とも呼ばれる。
[沖縄タイムス 大弦少弦]
多作で知られた手塚治虫さんは、400ページの長編をものするのに、1000ページを描いたそうだ。名作の裏側には600ページの世に出ない原稿があった。