09/15のTweets
@yotsuya_shobo: 高瀬毅『本の声を聞け』文藝春秋 はブックディレクター 幅允孝さんを追った本です。<ブックディレクターというのは、言い換えれば「本棚の編集者」である。「本を編集」するのではなく、「本棚を編集」するのだ>p9。
@yotsuya_shobo: 高瀬毅『本の声を聞け』文藝春秋より。<ブックディレクターは本についての知識があるだけでは務まらない。無限といってもいい膨大な量の本の中から、依頼されたテーマ、独自に考えたコンセプトに沿って選ぶ「選書の力」、本棚全体を通して何かを「表現する力」が必要だ>。p10
@yotsuya_shobo: 高瀬毅『本の声を聞け』文藝春秋より。<何がちがうのかといえば、分類の仕方と並べ方だ。幅のディレクションの要諦は、まさにそこにある>。p89
@yotsuya_shobo: 高瀬毅『本の声を聞け』文藝春秋より。<(前略)いまの幅の仕事は、美術館や博物館のキュレーションに似ているように思えるという。キュレーションとは、ある視点で、情報を集め分析し、それらをつなぎ合わせて、ひとつの価値を持つものとして共有することをいう>。p113