厳しいのは本屋、古本屋だけではない・・・

久々に丸善ジュンク堂書店のサイトを見ました。これでリニューアルもようやく終了でしょうか。当初からすると格段に見やすくなっていました。すべての情報を網羅するのではなく、見やすい、選びやすい、買いやすいか、という視点から編集することが大事です。

網羅は一つの基準を決めると、その基準で仕分けできるので簡単です。それが編集となると、その都度何を、どうするかを検討し、何かを企画しなければなりません。大変ですが、それが読者を引きつけます。

当たりもありますが、はずれもあります。常にヒットはあり得ません。打率3割をどれだけ維持・継続できるか。それはこうしたリニューアルにも言えます。それをするための、日々のトレーニングも欠かせません。

とはいえ、いい書店やいい古本屋さんが店じまいするのは何とも残念です。最終的には「経営的判断」ですが、何とも無念です。それだけ商売として厳しくなっています。

この現実をどう考え、どうするか。これは書店や古本屋のみならず、小売全般に言えることです。たとえば、スーパーですが、どれだけスクラップ&ビルドをして生き延びてきたか。言わずと知れたことです。