「海文堂書店日記」平野さん紹介の1冊

また「海文堂書店書店」の平野さんの紹介です。即読書、即紹介の平野さんから教えられることが多々あります。どの紹介文も、本に対する思いが伝わってきます。本当に本好きだという実感とともに。

7/22「■週刊 奥の院 7.22紹介」のその本。

新海均 『カッパ・ブックスの時代』 河出ブックス 1500円+税
著者は、1952年長野県生まれ。75年光文社入社して「カッパ・ブックス」2年、99年から6年担当。

<「カッパ・ブックス」誕生は1954年。教養主義の「岩波新書」に対して、「アンチ教養主義」を掲げ、無名の著者で新たな読者を掘り起こした。神吉晴夫のプロデュースで、多くのベストセラーを送り出した>。

カッパ・ブックスの時代 (河出ブックス)