マイク・モラスキーの新刊『呑めば、都―居酒屋の東京』

紀伊國屋書店新宿本店さん のツイートを読んでいると、マイク・モラスキーさんの名前を新刊紹介で発見しました。かつて氏の『戦後日本のジャズ文化』(青土社)を読んで、実に良かった! これはジャズを通しての戦後史です。いまでも強烈な印象が残っています。

今回同氏が新刊?・・・実際に出版したのは昨年の10月・・・『呑めば、都―居酒屋の東京』(筑摩書房) 出ているといいます。先の著書の充実ぶりを思い返すと、今回もかなり濃密な話を読むことができるのかどうか。まだこの本を手に取っていないのですが、大いに期待したい1冊です。

氏はジャズピアニストで、ライブ活動もやっています。そして、2010年にはピアノ・ソロのCDを発売をしたそうです。最近著者は一芸に秀でるだけでなく、多芸の方も増えました。氏もそうですが、例えば、内田樹さんの合気道のように。

戦後日本のジャズ文化―映画・文学・アングラ      ジャズ喫茶論 戦後の日本文化を歩く      呑めば、都: 居酒屋の東京