六本木青山ブックセンターへ

今日は所用があり、六本木へ。来ると、必ず立ち寄るのが、青山ブックセンター。この書店のレイアウト、陳列、選書など、大いに参考にしています。そうした書店というと、そんなに多くありません。

まずは六本木の青山ブックセンター、渋谷のジュンク堂書店、代官山の蔦屋書店、神保町の東京堂書店と挙げると、それ以上が続きません。これが私が選ぶ新刊書店です。あとは･･･と考えましたが、やはりありません。

青山ブックセンターで購入したものは、ツイートでもお知らせしましたが、由良君美『みみずく古本市』（ちくま文庫）です。すでに昨年から待ち続けていた本で、今日発売でした。

この本、帯には「書物の＜奥の院＞へ」とあり、解説は「由良君美とは何物か？」というテーマで、阿部公彦さんが書いています。それから主要著作および訳書一覧も掲載され、これから由良さんの本を読みたい人には役立ちます。

さらに、年譜を加えてもらえたら、なお良しか。文庫でそれまで入れると、講談社文芸文庫と同じになります。が、同文庫が評価されているのは、内容はもとより、そうした点からです。ぜひ検討を。