1月の新刊文庫のこと

悪漢と密偵」を見ていたら、もう1月の新刊文庫が掲載されていました。早いもので、今年もあと残り1ヶ月。師走になったら、あっという間に時が過ぎ、2013年(平成25年)になります。

年が改まると、身も心も、心機一転! 新しい365日の始まり。年度替わりは、すべてをリセットし、ゼロから始められます。来年の話をすると、鬼が笑うといいますが、それがいいところです。

出版社も1月の新刊には自ずと力が入ります。一年の計は元旦にあり。今年を占う意味でも、いいラインナップで臨みたい。いいスタートを切りたい。誰しもそう思います。

その新刊の中から、ピックアップしました。ちくまが3冊、河出が2冊、新潮、文春、各々一冊。この文庫の冊数に各社の意欲を感じますが、どうでしょう。

また1月、待望の1冊、由良君美さんのみみずく3部作の2冊目『みみずく古書市』が出版されます。これであとは『みみずく英学塾』が出ると、3部作すべてが文庫化されることになります。

筑摩書房 ちくま文庫担当者様、よろしくお願い致します。