丸谷才一「文士の喰いものの本のベスト・スリー」

アンテナを巡回していると、必ず気になる記事を見つけます。その数によって、その日の自分の状態がわかります。その数が多ければ、受信の状態が良好で、発信数も増えます。少なければ、自分の状態が不良で、発信数も減ります。

しかし、自分の状態だけではなく、その時の状況もあります。それにも左右されます。いい本の情報が多く掲載されている日もあれば、そうでない日もあります。一概に自分の状態だけで判断することはできません。

ですから、自分のアンテナの状態がよく、本の情報の多い日が一致すれば、一番いい日になるのですが、それがままなりません。あちらが立てばこちらが立たず、こちらが立てば、あちらが立たず、ということも多々あります。

思い立ったら、すぐメモするようにしています。ツイートであれ、ブログ記事であれ、サイト情報であれ。その中に、新しい発想のアイデアが、新しい思考のヒントが含まれているかもしれません。

ところで。

今日はこの記事「丸谷才一さんお別れに300人」(アサヒ・ブック・コム)。「10月に87歳で亡くなった作家で文化勲章受章者の丸谷才一さんの「お別れの会」が27日夜、都内のホテルで開かれ、作家や出版関係者ら約300人が出席した」とありました。

同日、山本容朗さんの『ここだけの話』を見ていると、丸谷さんのことが書いてありました。山本さんによると、丸谷さんは「文士の喰いものの本のベスト・スリー」として、次の3冊を挙げていたそうです。合掌。


檀流クッキング (中公文庫BIBLIO)      私の食物誌 (中公文庫)      食は広州に在り (中公文庫)