永江朗『本を味方につける本 自分が変わる読書術』

海文堂書店日記の「12-07-25 本を味方につける本」週刊 奥の院 7.25で、平野さんが次の本を取り上げていました。

  • 永江朗『本を味方につける本 自分が変わる読書術』
    (14歳の世渡り術)河出書房新社 1200円+税   

その本の中からの2つ引用して、この本の紹介をしています。ともにいい引用なのでお読み下さい。前者もいいのですが、後者もいい。その後者の引用を引用をします。

「おもしろい本に出会うには」より。
……おもしろい本に出会うのはむずかしい。ぼくもいつも探しているけれども、なかなか出会えない。だけどひとつだけ確かなことがある。おもしろい本に出会うためには、本があるところに行かなきゃならないということだ。……

これに平野さんは次のコメントをつけています。

まずは、学校の図書室でも、近所の本屋でも。

この最後に古本屋も追加してほしい。とはいえ、平野さんは新刊書店スタッフなので、これ以上書くのはムリ。であれば、この本屋とは書店と古本屋、そう新古書店も含んでと理解したい。

そして、もうひとつ。インターネットは本の「情報」を見る読むことができますが、ネットでは本という「書物」を手に取り見る読むことはできません。モノとしての本を手で実感してほしいと思います。

この夏、面白い本との出会いを期待しながら、今日もまた本を読みます。

本を味方につける本 ---自分が変わる読書術 (14歳の世渡り術)