東京・銀座の本

ブログ「雨の日は本を読んでいたい」で、新しい銀座の文庫を紹介していました。今年3月に出版された「銀座百点」編集部『私の銀座』 (新潮文庫)です。同じ編集部の『銀座24の物語』 (文春文庫) もあります。

銀座と言えば、多数ある本の中から次の4冊を挙げたいと思います。私は著者たちのようにのんびり、ゆったり、じっくり銀座を愉しむという域に達していません。銀座というよりいまだ新宿にこだわっています。

でも銀座は憧れの街なのです。そういう街があってもいい。子供の頃、東京に来ると、必ず行ったのが銀座と浅草でした。そして、長野から上京した時も一番に行った所が銀座でした。それから、もうかれこれ、何十年?

東京に住んでから、新宿は馴染みの街なのですが、銀座はちょっと敷居が高い。いつかはと思いつつ、思っているだけで終わりそうです。ま、そんなあこがれの街があってもいいでしょう。

今日もまた銀座でなく、新宿を歩いています。


私の銀座 (新潮文庫)        銀座24の物語 (文春文庫)
 
 
池波正太郎の銀座日記(全) (新潮文庫)        銀座旅日記 (ちくま文庫)


*1:いま手元に、田辺茂一さんの『わが街 新宿』(サンケイ出版)があります。当時はシリーズ化した企画出版だったのでしょうか。