8月の新刊から
「悪漢と密偵」を見ていると、もう8月の新刊を紹介していました。今年も半ばを過ぎました。実に早いものです。もうそろそろ梅雨明けでしょうか。どうも季節の変わり目がはっきりしません。
いま二つの棚(西荻窪・盛林堂書房「古本ナイアガラ」と神保町・「古書モール」4F)に出品しています。棚を創ること、本を売ることの大変さを身をもって感じています。当面この二つの棚に全力を傾注したいと思っています。
棚づくりはグルーピング、フェイシング、ゾーニングと言われます。これらを組み合わせて独自の棚づくりができないものかと試行錯誤を繰り返しています。継続は力でもあり、苦でもあります。が、続けること!
8月気になる本
- 関川夏央『東と西 ― 横光利一の旅愁』講談社 8/31 2,310円
- 中沢新一『野生の科学』講談社 8/2 1,890円
- 海野弘 『海辺のプルースト 世紀末の文化史』柏書房 7/- 2,520円
- 紅野敏郎『日本近代短篇小説選 昭和篇 (1)』岩波文庫 8/17 798円
- 谷沢永一『文豪たちの大喧嘩 鴎外・逍遥・樗牛』ちくま文庫 8/- 924円
今日、帰りに新宿K書店に立ち寄りました。それは由良君美さんの新刊『椿説泰西浪曼派文学談義』(平凡社ライブラリー)を購入するため。しかし、書店にはなぜかまだ並んでいませんでした?