高円寺の「古本ワンダーランド」へ
昨日のブログで「週末の東京古本市」(東京都内の古本市に限定)を紹介しました。その中の「第20回新宿西口古本まつり」へは行けませんでしたが、高円寺の「古本ワンダーランド」には行ってきました。
朝10時オープン、その頃会場に着きましたが、予想外の人出でした。並んでいる本の価格は100円本と価格の半額本、通常価格の本と大きく3つに分かれていました。
入口から会館の中を見て回りましたが、やはり会館入口付近の付箋本=100円本は◎でした。いいのかなという本、なるほどという本、えっ?という本が並んでいました。
まずはここから10冊以上抜きました。こんなに本をまとめて買ったのは久しぶり。持ちきれなかったので、会館の方に1つのカゴを預け、次は半額本の棚から何冊か抜きました。
やはり、価格帯別にみると、本の「品格」? が明らかにちがいます。しかし、かといって、当たりがないわけではありません。粋な主催者であれば、計らいがあってしかるべきです。
だからこそ、朝早くから古書会館へ出向くのです。そして、臆することなく、計らいを享受する!それがなければ、古本市の面白さが半減します。いや、それがなければ、古本市ではありません。
高円寺から重い荷物を持ちながら、さらに性懲りもなく、荻窪のSへ。そこで、何冊か購入し、本の重さが手にずっしり。もう限界を感じたので、今日はここで終了としました。
今日買った本の中から、いいぞ!の本を何冊か紹介します。
- 丸山圭三郎『言葉とは何か』夏目書房
- 木村敏 『生命のかたち/かたちの生命』青土社
- 東野芳明『ロビンソン夫人と現代美術』美術出版
- 柏木博 『肖像のなかの権力』平凡社
- 早川光 『東京迷走大図鑑』鳳山社
- 美濃瓢吾『浅草木馬館日記』筑摩書房