これが古書会館 展示即売会に行く理由

最近は「ブ」に行くよりも、古書会館の展示即売会に出向いています。「ブ」での当たりが出ないのもその理由ですが、それ以上に古書会館でいい本を手にすることができるからでしょうか。

だから、「ブ」が無意味になったわけではありません。根気よく歩けば、まだ金の鉱脈を見つけることも可能です。その意外性がある限り、「ブ」が枯れることはないと思います。要はタイミングでしょうか。(これが難しい!)

しかし、最近の当たり本は古書会館の方が明らかに多い。「ブ」は似たような本が多いのですが、古書会館では意外な本を見つけることができます。そうしたこの新鮮な驚き(これって、大事ですね)が人を古書会館に向かわせます。

いま意外な本が新鮮です! 例えば、展示即売会に行って、富士正晴『書中の天地』(白川書院)の1冊のときもありますが、次のような本を1000円で購入することもできます。(ちょっと自画自賛?)

最後の管さんの本はよく「検品」すると、線引きを見つけ、即廃棄!しました。古本ですから、たまには線引き本が混じっています。それでもこれだけの本を「ブ」で揃えられないでしょう。

これが古書会館 展示即売会に行く理由です。