今日は書店で思ったこと

今日は書店に立ち寄り、いつもの巡回を。ジュンク堂のようにスムーズの廻ることができず。目的はちくま文庫。今月の新刊クラフト・エヴィング商會『らくだこぶ書房 21世紀古書目録』。手に取り読み始めると、どんどん読み進み、なんと読了。立ち読み!してしまいました。

次に手に取った文庫は丸谷 才一 『快楽としての読書 日本篇』。先の文庫に比べると厚い。「読めば書店に走りたくなる最高の読書案内。小説からエッセー、詩歌、批評まで、丸谷書評の精髄を集めた魅惑の20世紀図書館」。今回は日本編、次は当然海外編。この2冊は是非手元におきたい。(注) Amazonではすでに5月発行の後者の予約を受け付けていました。

快楽としての読書 日本篇 (ちくま文庫)



ちくま文庫の新刊で、もう一冊躊躇したのが、山村修 『〈狐〉が選んだ入門書』。これもブログで取り上げた一冊。山村さんの本は書評の参考書の一冊ですから、ぜひ。でも新書があるので、気持ちが揺らぐ。悩んだときは買えとは古本の買い方ですが、それができず・・・・・。

最後にこの一冊。クラフト・エヴィング商會『らくだこぶ書房 21世紀古書目録』を一心不乱に読み耽っているときに、遠目の本がどうしても気になりました。それがなんと山村修『遅読のすすめ』(ちくま文庫)。先の文庫を読み終え、思いました。速読?でなく遅読を!

増補 遅読のすすめ (ちくま文庫)        〈狐〉が選んだ入門書 (ちくま文庫)