東浩紀さんの「書店文化の行方」について

2/5日経新聞日曜版「半歩遅れの読書術」で、東浩紀さんが「書店文化の行方」について書いています。

東さんはいまリアル書店よりもオンライン書店を利用しているそうです。そのほうが便利だからと明快に答えています。

そして、今の書店文化を次のように言います。

つまりは、いまはリアル書店は新刊のフローに呑み込まれ、教養のストックの場として機能しなくなっているのだ。

最後に。

書店はかつて、広大な知の宇宙に通じる夢溢れる扉として機能していた。その機能を回復しなければ、書店文化はコンビニとレンタルチェーンとネットに呑み込まれ消えざるをえないと思う。

教養(知識)のストックの場として復活するために、また広大な知の宇宙への扉としての機能を創出するために、やるべきことは何なのでしょう。

この点を考え、企て、行う。この繰り返しを、知への扉が開かれるまで、粘り強くやる! それでも、淘汰されたら、潔く諦めるしかありません。