本についてのメモ

「ブログ記事の書きかた」にも書きましたメモの仕方ですが、こう列挙する場合もあります。こう書いたものの、メモが予想外に多くなる場合もあります。そうした場合は次のようにまとめたりします。

1. 今読んでいる本が榎本了壱さんの『東京モンスターランド』(晶文社)です。この著者榎本さんが尊敬するデザイナー粟津潔さんでした。その本を読んでいる途中で、多田さんの8/9「白の余白」を見ました。偶然にも、粟津さんの「海を返せ」のポスターが掲載されていました。多田さんのコメントはこう書かれていました。

このポスターは粟津潔26歳の作品(1955年)。米軍基地のため漁場を奪われた漁民たちの反対闘争ポスターです。この20年前にはビキニ環礁第五福竜丸が水爆実験で死の灰を浴びる。そして今、東電福島原発による大災害。これらの災害は全てどかで繋がっています。今こそ叫びたい・・・。海を返せ、山を返せ、>空を返せ、川を返せ。

まさに、同感!

2. 8/11「ナンダロウアヤシゲな日々」で、ナンダロウさんが「秋も一箱古本市とかまくらブックフェスタ」のことを書いています。

「秋も一箱古本市」の件はすでにこのブログでも取り上げました。さらに「かまくらブックフェスタ」が開催されるといいます。詳細はナンダロウさんのブログをご覧下さい。

日時 9月23日(金曜・祝日)10時〜19時
   9月24日(土曜)   10時〜18時M
会場 KAYA gallery+studio(カヤ ギャラリー・スタジオ)
   神奈川県鎌倉市大町1-16-19
   ※鎌倉駅から徒歩5分。妙本寺の山門の中です。駐車場はありません。

3. 盛林堂書房の気になる品出し

盛林堂のきまぐれ店番日記」を読みますと、このところ気になる品出しが続いています。今回は本の本ということで見てみると、ほしい本が何冊もありました。これは危険なラインナップ。盛林堂書房には行くまいと決心。そのくらいい本が並んでいます。

例えば、栃折久美子さんの本が2冊並んでいます。『モロッコ革の本』と『製本工房から』。(これに『森先生のこと』もあればなおよしでしょうか)。この2冊がこう簡単に並んでいると、私の本探しの苦労は?と考えてしまいます。

『モロッコ革の本』を見つけるために、この本を自らの探求書リストに追加して探すのですが、これが見つからない。5月に見つけたのが文庫版。勇んで帰ってきたのはいいのですが、見返しのページに書き込みが。これで万事休す。

アマゾンや日本の古本屋さんでは、見つからない本であればあるほど高値です。が、古本好きは自らの探求書を自力で安価で入手します。艱難辛苦を乗り越えて、その本を見つけたときの喜びは何といっても格別です。

だから、今日も暑い中でも古本屋めぐりをするのです。

余談。

残念ながら、今年も「下鴨納涼古本まつり」に行けませんでした。林さんの「daily-sumus」には「下鴨納涼古本まつり」と題して写真が掲載されています。それを見ると、古本まつりの様子がよくわかります。ご覧下さい。

全身翻訳家 (ちくま文庫)

残暑お見舞い申し上げます。
当店、8月13日(土)〜8月15日(月)まで夏休みとなります。営業は8月16日(火)から。当ブログは8月15日(月)から再開します。