訃報と新刊
昨日と今日の新聞で2人の訃報を知りました。東日本大震災の記事の中に掲載されていました。
一人は岸田衿子さん、もう一人は多木浩二さん。片や詩を、片や評論をを読みました。ともに82歳。それもそのはずです。私たちがもういい年齢になっているのですから。
ここ数年はこうした訃報に接することが増えています。年齢を考えると、致し方のないことです。かつてはそうした人の本を読み、考え、学びました。そういう機会を持つことができ、深く感謝をしています。
人は人から多くのことを学ぶものです。それ以上に、今回の東日本大震災では自然から学ぶことの大切さを教えたもらいました。いくつになっても、学び続けることが必要のようです。
今日は水曜日。古本の日なので、神保町に立ち寄りました。古本屋街を見て回りました。すべてを見るのではなく、決まった古本屋さんを見て回りましたが、今日は当たりがありませんでした。それでも、次の3冊を購入しました。
そのあと、東京堂書店に立ち寄りました。新刊コーナーで気になる2冊をメモしました。その2冊は山川方夫さんの 『目的をもたない意志―山川方夫エッセイ集』(清流出版) と 安部ねりさんの『安部公房伝』(新潮社でした。