まさに「ふるほん日和」の一日

今日は先にお知らせしたように、向島 鳩の森商店街で「ふるほん日和」が開催されました。これは一箱古本市と同じやり方のブックイベントで、今回で3回目の開催になります。( 前回は台風とのこと。実質2回目か。)

天候に恵まれ、3月に行ったプレイベントよりも、多くの方にお越しいただきました。商店街は人が歩いてこそ、人が話してこそ、人が買ってこそ、です。おばちゃんたちの井戸端会議、お弁当を売る声、おじさんの昔話、肉屋のおばちゃんの声等々、街に活気が戻ってきたようでした。

4/1〜4/3、チャリティーブックストア【ホンノチカラ】にも多くのチャリティブックが持ち込まれ、10円・50円特価で販売されていました。また、「曳舟ブックマルシェ」も同時開催で、同じ場所で販売していたので、大盛況でした。

事務局はチャリティブックは受付を終了するほど、大きな反響があり、今回のブックイベントでも暖かな善意を感じました。( どうして、こんなに優しくなったのだろう。ふとそう感じてしまうほどの・・・・・。) *1

当店もまずまずの結果を残すことができました。今回「ふるほん日和」にお越しいただいた皆様、お買い上げいただいた皆様、心より感謝致します。また次回の「ふるほん日和」もよろしくお願い致します。

また、放浪書房の富永さん、甘夏書店さん、「ふるほん日和」事務局の皆様、お疲れ様でした。イベントが重複して、大変だったと思います。が、皆さんがいなければ、このイベントもできませんでした。心からありがとう!

それから旧知の皆様、一箱古本市参加の皆様、今回一緒に出店のParadisさん、ありがとうございました。Paradisさんからは5/14(土)〜5/15(日) 高円寺あづま通り商店街で開催する「縁台ふるほん市」の話がありました。

こうしたブックイベントが開催されることは、本好きにとって、願ったり叶ったりです。当店もこれからの予定を調整し、参加できればと思っています。その際はまたよろしくお願い致します。


*1:日本経済新聞4/3朝刊 木村大治著『括弧の意味論』(NTT出版) 富山太佳夫さんの書評より
<「括弧は、今・ここというコンテクストにないものを今・ここに呼び出し、再現することを可能にする」。それが人と人とをどうつなぎ、どんな可能性を開くのかの考察(なるほど)。結びの句は「しかしやはり、使いすぎはいかん」(関西的笑い)。>