「不忍ブックストリーム」見聞

USTREAMで1時間以上ライブビデオを見るのは初めて。こうした企画は技術支援がないと、企画倒れになってしまいます。今回は「tomblin」さんの技術協力 *1 により、「不忍ブックストリーム」を見ることができました。

南陀楼綾繁さんが司会進行をし、第一回のゲストは「古書ほうろう」の宮地さんと「往来堂書店」の笈入さんで、一箱古本市のことが話題になっていました。そこに「ガケ書房」の方がSkypeで登場するなど、スタジオでのトーク番組のようでした。

ライブの時は画面の右にTwitterのコメントが書き込まれ、視聴者だけでなく出演者も書き込みを見ながら、番組を進めていました。双方の交流も図りながら、もっと視聴者参加型の番組づくりも可能だと思いました。

こんなに簡単にビデオ番組が作れる時代になりました。またSkypeを使うことで、テレビ会議のように、離れた場所の人でもその番組に参加できます。今後こうした番組が増えていくでしょう。

インターネットがメディアを劇的に変えました。ハードが簡単で便利で安価なので、あとはソフト=コンテンツの問題になります。どれだけ充実した内容を発信できるか。これによって、そのメディアの存続が決まります。

いつでも、だれでも、どこでも、自分がやりたいことができる。それも日本という枠を超えて、世界的な枠組みのなかで。こう考えると、デジタル化の潜在力を感じます。同時に英語力の必要性も感じます。

話題の電子書籍ティッピングポイントに達すれば一気に普及し、いつも間にか当たり前になっていることでしょう。

次回の「不忍ブックストリーム」は12月22日(水)22時から放映されます。尚、今日の「不忍ブックストリーム」を見れなかった方は USTREAMの「不忍ブックストリーム」でその番組が見ることができます。

*1:この点は「不忍ブックストリームの作りかた」「不忍ブックストリームの作りかた:試験放送覚書:音声編」「不忍ブックストリームの作りかた:試験放送覚書:映像編」で知ることができます。作り方が詳しく掲載されているので、これを見ながら、同じような番組が作れるのではないでしょうか。