新宿エイサーと大古書市

今日は新宿エイサー2010がありました。、隅田川花火大会もありました。まさに夏本番。新宿に出たのですが、この暑さと人の熱気です。夏祭りは最高に盛り上がっていました。

新宿エイサー

<真夏の新宿に、今年も沖縄の伝統行事、エイサーがやってきます。エイサーは旧暦の7月15日にあたる旧盆の先祖をお送りする日の夜、各家の無病息災、家内安全、繁盛を祈り、祖先の霊を供養する行事で、下界に降りてきた先祖の霊を太鼓の音で脅かし、再びあの世へと送り出したのが成り立ちとされています。当日は19組のチームが演舞を繰り広げ、迫力満点の鼓のリズムとフェーシ(掛け声)が新宿に響きます。>

当初、新宿エイサーの知名度はまったくありませんでした。新宿でエイサー好きな人が集まって踊っている。そんな印象でした。それがあれから何年経ったのでしょう。新宿の一大イベントとなってしまいました。

ひとつの催事を企画し立案し運営することは大変なことだと思います。それを継続して毎年やり続け、こう定着してきました。各グループだけでなく、それを支援してくれる人があってこそだと思います。

帰りに京王百貨店新宿店の第60回東西老舗大古書市に立ち寄りました。先日もこの夏は古本市が多いとお知らせしました。そのひとつです。場所は新宿展8階の催事場で、7/29(木)〜8/3(水)まで開催しています。*1

デパートの展示即売会の場合はまず一巡して棚を見ます。その棚の品揃えで5店ぐらいを選びます。規模にもよりますので、減る場合も増える場合もあります。絞ったからといって、それ以外を等閑にするわけではありません。

まずは各店に優先順位をつけます。ベスト5の中の店をじっくり廻ります。しかし、今回予定があり、見る時間が約1時間。これだけあれば十分? いや展示点数から考えてもムリ。となると、重点志向でいくしかありません。

今回の参加書店のリストももらいました。そこには「大古書市 古書 書遊会 参加書店」とありました。古書 書遊会がこの古書市をやっているのです。参加書店は東京のみならず、京都、大阪、弘前旭川などから参加しています。

参加書店は総計が25書店、そのうち京都の書店が7店でした。比率としては東京及びその隣県の書店に次ぐ参加数でした。これも、参加書店リストからわかったことでした。

今回注目したのが次の2つの古書店です。

1. うさぎ書林 http://www.miyukisha.co.jp/huruhontop.html
2. アジアンドッグ http://asiandog.ocnk.net/

すでに「うさぎ書林」さんは毎回各展示即売会に出店されています。本の品揃えや値付けはいつも感心しています。映画や建築関係の本に強く、それ以外の本も充実しています。

次の「アジアンドック」さんは今回初めて知った古書店です。この店の商品商品ラインナップがいい。値段も百貨店ですから、少々高めか。でもいい本を持ってる!と思いました。

この「アジアンドッグ」は西荻にある通販古書店。リアルショップはなしか。ネットで検索すると、お店のHPはいまリニューアル中。リニューアル・オープンを待ちたいと思います。

何冊か気になる本があったのですが、値段が折り合わず。予定の時間が迫ってきたので、慌しく会場を後にしました。開催日は8/3(水)までです。もう一度来ようと思います。

*1:「東京古本市予定表」に紹介しリンクのために、京王百貨店新宿店のHPに行きました。しかし、どこを探しても、今回の古書市のページはありませんでした。恒例の夏のイベントなのですから、紹介ぐらいはしてもいいと思いました。