荻原魚雷『活字と自活』

荻原魚雷さんのブロ「文壇高円寺」で、新刊『活字と自活』(本の雑誌社)の記事を掲載していました。また、本の雑誌社のHP「WEB本の雑誌」でも次の広告を掲示しています。

本を読んで、
音楽聴いて、
酒飲んで、
嫌なことはしない。
それだから生きていける。

『活字と自活』 荻原魚雷


ちょい読みページ公開中!

この「ちょい読みページ」でもこの新刊の中の2つのエッセイを読むことができます。やはり、魚雷さん!という印象です。そして津野海太郎『したくないことはしない―植草甚一の青春―』(新潮社)を連想したのは私だけでしょうか。

また、ブログ「迂路探検」でも、この本を取り上げています。twitterの記事なので短い感想ですが、いいコメントです。「ちょい読みページ」とこれを読めば、魚雷さんの新刊を見たくなります。読みたくなります。買いたくなります。

荻原魚雷氏『活字と自活』(本の雑誌社)を読んでいる。すっきりとした文章からほの見える文士の気構えが快い。活字というだけあって、組版の工夫(フォント、見出し、写真の使い方など)も昔の雑誌風になされている。真っ直ぐないい本だ。>

活字と自活           古本暮らし


就職しないで生きるには           したくないことはしない



[追記]
このブログで魚雷さんのことを書きました。今日7/15ブログ「海文堂書店日記」を読んでいると、魚雷さんのこの本について書いてありました。その末文が印象に残りました。引用しておきます。この「矜恃と覚悟」は大事です。

< フリーランスを気楽・気ままと思うなかれ。矜恃と覚悟、逆境を楽しめる度量がないとやっていけない。>