月の湯古本まつり
今日は「月の湯古本まつり」。まずは朝一にと会場に向いましたが、今回初めてでしたので、お風呂屋さんを見落としてしまいました。行き過ぎたのに気づいたのはしばらくたってからでした。
もう一度きた道を戻り、お風呂屋さんを探しました。すると、やまねこ書店さんを発見しました。会場の場所を確認し、バイクを月の湯の駐輪場に置かせてもらいました。退屈男さんが会場案内をしていました。オープン前に並ぶというのも久々です。それから10分ぐらい待ちました。
オープンと同時に約15名ぐらいの人が入場しました。銭湯ですから、入口で靴を持つか、靴箱に入れるかしてから会場に入りました。男湯・女湯関係なく、風呂場も含め、あちらこちらに古本の箱が置かれていました。
湯加減は程々で、ゆったりと見ることが出来ました。徐々にお客様が増えてきたので、少々混雑し始めました。当初はいい本があったら、買おうという程度でしたが、買い始めると困った! 各箱の中にいい本が見つかる! またまた困った!
あっという間に1時間が過ぎてしまいました。この辺で締めにはいらないと、また切りがなくなります。最終的に、今回は次の5冊を購入しました。
- 「月の輪書林古書目録十二 特集・寺島珠雄私記」
- 松山巖 『くるーりくるくる』 (幻戯書房)
- 西井一夫 『昭和二十年 東京地図』 (ちくま文庫)
- 武藤康史 『国語辞典で腕だめし』 (ちくま文庫)
- 田山花袋 『東京の三十年』 (岩波書店)
なんといっても、「月の輪書林古書目録十二 特集・寺島珠雄私記」を購入したことが一番の収穫でした。月の輪書林さんの古書目録についてはいろいろ聞いたり読んだりしていますが、実際に見たのは今回が初めてです。これが月の輪書林の古書目録!です。
松山さんの本もいままでに目にしたことがなく、新刊も買おうかどうか悩んでいるのに、困った! というのが本音です。それでも面白そうなので、誘惑に負け買ってしまいました。
次の西井さんと武藤さんの文庫もいつか買おうと思っていました。ともに値段が安かったので購入しました。
最後の田山花袋さんの文庫はすでに前に購入しているはずだと思うのですが、持っているのかいないのか、念のための一冊として買いました。家に帰ると、ダブリであることがわかりました。