今日のブログから

「美徳の不幸」ブログから。「届いた本」というタイトルで年度末購入をしたといいます。これができること自体羨ましい限りです。かつてはこの機に乗じて予算消化で使ったものですが、いまはそういうわけにはいきません。しかし、それができる人は恵まれています。

その「届いた本」の中に一冊気になる本がありました。それがジョン・W・ダワー著『昭和−戦争と平和の日本』です。ジョン・W・ダワーさんは以前『敗北を抱きしめて』(岩波書店)を読んで記憶に残っていました。この人と半籐一利さんがいたから歴史に興味を持つことができました。

さて、買うか借りるか。最近はこの二者択一を自問することが多くなりました。それだけの予算がない割には、新刊本の購入が増えています。やはり好きな本は思い切って買っておいたほうがいい。購入しなければその本が店頭から消えた時に必ず後悔が残ります。

昭和――戦争と平和の日本