早稲田から高円寺へ

午後、どうにか時間を調整し、早稲田青空古本祭と高円寺の西部展に行ってきました。

早稲田の古本祭の会場がいつもの穴八幡の境内なのですが、正面からの階段が工事中でした。横の階段を上がって会場へ。ちょうど午後の陽射しが射し込み、まぶしいくらいでした。

人出はそう多くなく、ゆっくりと本を見ることができました。総点数がいつもよりも少ない? そんな気がしたのですが、どうでしょう。今回は文庫も単行本も購入するまでには至りませんでした。

こういうこともあるのです。すでに古本祭は始まっているので、一番手の方々がいいところをもっていったのかもしれません。早稲田で初めてのゼロでした。これは今までにないことなので、少々動揺しました。

高田馬場から一気に高円寺 西部古書会館へ。会館へ行くと、こちらはいつも点数が並んでいました。会場を一巡し、何冊が手に取りましたが、3冊購入、さらに高円寺の古本屋さんから2冊購入しました。

中公文庫ばかりですが、これは出店している古本屋さんが中公文庫を多く出していたせいです。中公文庫もいい本を出していたのですが、新刊はかなり値段が高くなっています。

そのせいで、古書・古本屋さんで本を購入する人が増えてもいいのですが、それがいまいち反応がよくありません。昨年来の不景気が家庭にまで浸透している影響でしょうか。

残念ながら、高円寺から神保町まで足を伸ばすことはできませんでした。