鹿島茂さんの書評

昨日はブログからの小さな記事ばかりを列挙しました。その続きでいくつかの記事を紹介します。

まず、毎日jp> エンターテインメント > 毎日の本棚 > 今週の本棚 > の記事です。鹿島茂さんが内田魯庵著『獏の舌』(ウェッジ文庫)を書評していました。

< 九十年前の新聞読者は幸せだった。こんな贅沢(ぜいたく)でエスプリに富んだコラムが新聞で読めたのだから。>

いまでもこの文庫を読むと、九十年前の新聞読者になれます。しかし、こうした読み込みができるほど、その時代に精通していません。時代に通じれば、内田魯庵さんのコラムの真意もしっかり理解できることでしょう。

だがしかし、と言わざるを得ないのは情けないことです。

貘の舌 (ウェッジ文庫)