ブックオフ「渋谷センタ街店」オープン

今日は渋谷のブックオフ(渋谷センター街店)がオープンする日。朝一番に行ったつもりが、すでに50名ぐらい並んでいました。その列に並び、オープンを待ちました。

店は通常の開店時間より20分早くオープンしました。入口にはスタッフが立ち、デパートの開店時を同じように、元気な声で挨拶をし、来店者を迎えていました。

まずは2Fの本のフロアへ。おそらく込み合うだろうと、すべてを見るのでなく、ちくま文庫と中公文庫の棚を重点的に見ることにしていました。(これはあの『新・文學入門』の影響か)

初日、品揃えも充実していましたが、すでにちくま文庫の棚の半分はやられた後でした。中公文庫はまだ残っていたので、ひと安心。この2つの棚から各々10冊以上の文庫を抜きました。

店内は一部通路も狭く、カゴを持って移動する客と客がぶつかり合い、スタッフが本の補充で動くという、混雑というより混乱した状態でした。

驚いたことに文庫の棚カら作家ごとまとめ買いをしている人がいました。その人はすでに3つカゴを持っており、スタッフにもうひとつのカゴを運んでくれるよう頼んでいました。おそらく同業者?

また、店内が混乱しているにもかかわらず、あの携帯族が何人もいて、カチカチ、カチカチとやっていました。どうも最近こうした周りを気にしない人が増えたような気がします。

それもそのはず、ヘッドフォンで音楽を聴きながら、携帯と本を見ながら、カゴに本を放り込んでいました。これでは何を言ってもわからない。これも時代か、であれば、どうしようもない。

引き続き、単行本もと思いましたが、あまりに人が多く、すでにいいとこ取りはされているので、今回は諦めました。しかし、文庫を中心に20冊以上!も買ってしまいました。

今日は反省の一日というよりも満足な一日でした

【今日の購入本】(一部掲載)

新版大東京案内〈上〉 (ちくま学芸文庫)   小津安二郎の食卓 (ちくま文庫)   パリ・世紀末パノラマ館―エッフェル塔からチョコレートまで (中公文庫)