本の情報が盛り沢山!

今日は古本の日。「ブ」を2軒廻るも、収穫なし。こういう日もある。それはそれとして、今日はブログめぐりをしました。

今日は本の情報が盛り沢山。どれから紹介しようか悩んでしまいます。まずは「月が死んだ車庫のように輝くとき」の「本好き失格ですよ」から。

<来週の1冊は・・(中略)・・・ここはやはり山村修『もっと、狐の書評』でしょう。「狐の書評」に関しては、中途半端に出すんじゃなくて思い切って全集というか全書評集みたいなのを出すべきでしょう。それを待ち望んでいる人もきっと多いはず。ここはちくま文庫に頑張ってほしいところですね。>

mmtさんが言うように<中途半端に出すんじゃなくて思い切って全集というか全書評集みたいなのを出すべきでしょう。>とは同感です。

第二に、7/1の「東川端参丁目の備忘録」から。新刊の紹介の中で、次の2冊に期待したい。

  • 藤原新也 『日本浄土(1)』 東京書籍 7月28日 1,785円
    まだ見ぬこの世の浄土を求めて。故郷門司から島原、天草、能登、そして房総へ。漂流者・藤原新也がはじめて日本を歩く。
  • 渡邉裕之編 『ポスト・ブックレビューの時代(上) 倉本四郎書評集1976〜1985』 右文書院 7月中旬 2,940円
    1976年から21年間にわたり連載された、「週刊ポスト」の人気ロングラン書評を集成。解説:松山巖

後者の倉本さんの書評集は持っているのですが、どういう構成になっているのか、気になります。また解説が松山巌さんですので、愉しみな1冊。

第三はあの植草甚一さんの本が晶文社から出版されます。いち早く掲載したのが「往来堂 店長日誌」でした。

  • 晶文社編集部編 『植草甚一 ぼくたちの大好きなおじさん』
    7月下旬発売 予価2100円 

<1960年~70年代、映画、ミステリ、ジャズ、ロック・・・新たなカルチャーに多大な関心を示し独自の文体と生き方で若者を中心に絶大な支持をあつめた、J.Jおじさんこと植草甚一

2008年夏、生誕百周年を迎えるJ.Jおじさんに敬意と親愛をこめて「植草さんだったらこの時代、何をして過ごすだろう?何に興味を持つだろう?」をテーマに各ジャンルに精通した書き手たちが、散歩.読書.音楽.映画等を語る。

祝百周年記念サイトに届いた書店関係者、読者の方々からの投稿も紹介し、単行本未収録の、植草甚一ロングインタビューを全文掲載、植草さんの肉声を納めたCDも付いたお楽しみ満載のバラエティブック!>

この店長の紹介文もいい。本当に<お楽しみ満載のバラエティブック>です。これもまたぜひ購入したい1冊です。まだまだあるのですが、今日はこれくらいにしておきます。