今日の話題

[1] 6月・7月の新刊より

6/1 「東川端参丁目の備忘録」 を見ていると、6月〜7月の新刊紹介がありました。その中から気になる本を3冊紹介します。(価格は税込)

中でも、山村 修『もっと、狐の書評』は次の内容だといいます。

<適確な批評と本への愛情にあふれた「狐」の書評を選りすぐり再編集、さらに単行本未収録の作品を増補した文庫オリジナル版。解説 岡崎武志

「単行本未収録の作品を増補した文庫オリジナル版」だそうですので、久しぶりに山村さんの本を読んでみたくなりました。

[2] 「アンダーグラウンド・ブック・カフェ」の講演

6/1に「アンダーグラウンド・ブック・カフェ」で、林哲夫さんによる「モダニスト佐野繁次郎の装幀について+佐野本の集め方」と黒岩さんの「編集者・国木田独歩と謎の女写真師」の講演があり、行こうと思っていましたが、都合がつかず断念しました。

6/2の「空想書店 書肆紅屋」のブログにその詳細が掲載されています。ご覧下さい。(紅屋さんの記事を読むと、紅屋はライターなのかな、ふとそんな感じがします。その真偽は?)

また、黒岩さんの講演についてはご本人のブログにその顛末がかかれていますので、併読下さい。

[3] 行動経済学は面白い

6/2「本屋のほんね」の記事に次のような紹介がありました。

<いわゆる行動経済学の本、ではあるんですが、面白さが群を抜いている。個人的に上半期ベストビジネス書の座はゆるぎないと思う。この本はノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンの理論をとてもわかりやすく紹介したもの。本書は2006年にイタリアでベストセラーになったらしい>

行動経済学の本というと、どうも取り付く島がないのですが、この本はちがうらしい。そして面白そうです。同じような(おそらく)の本が本棚にありました。『けいざい心理学!』。この本は日経新聞の連載で単行化されました。

後者も積読本でまだ読んでいません。いつもの本とジャンルが違うのですが、この2冊は併読したい本です。

経済は感情で動く―― はじめての行動経済学     けいざい心理学!―「気分」と「直感」で経済は動く