懐かしい写真

「daily-sumus」の「8 Miles of Books」を見ると、何とのNYのストランド書店の写真が掲載されていました。もう何年前でしょうか。それほど前ではないのですが、懐かしさひとしおといったところ。

写真を見ると、看板が変わったような気がします。あんなに派手に自己主張していたか。もっと地味ではなかったか。そんな疑問が浮かびました。アメリカ的ではあるのですが、なんともという思いを持ちました。

ストランド書店はNYの古本屋としては有名ですので、それほど派手にしなくてもいいのではと思いました。それでも、NY、アメリカです。自己主張していかないと、存在価値も下がるというもの。

私が行ったときは書店の回りに均一本が並んでいました。それは同じなのですが、その棚も変わったのか。遠目でみえませんが、そんな気がします。NYの古本屋も3年ひと昔でしょうか。

しかし、こういう写真を見せられると、またNYに行きたくなります。この書店に行った時は本当に英語がきちんと話せればよかったと、つくづく思いました。これはホンネ、実感です。

以降、気にかけて英語を、と思ったのですが、時間に追われ、忙しさを理由に、何もしない日々が続きました。やはり、英語もできた方がいい。それも仕事ができるレベルで。そんなことを空念仏のように唱えています。

岡崎武志さんの『気まぐれ古書店紀行』は国内でしたが、『気まぐれ古書店紀行』の海外版を企画したらどうか。外国語の問題はありますが、これまた岡崎さんにお願いしたいことです。

それでも一時の懐かしさに浸ることができました。言葉の問題がなければ、『何でも見てやろう』(小田実)のように、どんどん国外に出て行きたいのですが、それがとにかくむずかしい。

気まぐれ古書店紀行