奥野健男さんと出口祐弘さんの坂口安吾
土曜日に登録する新着本の整理をしていたら、奥野健男さんの『坂口安吾』*1 (文藝春秋)が出てきました。どこの古本屋さんで買ったのか。記憶が定かではありません。おそらく中央線沿線か。
奥野健男さんはあの時代の作家、特に太宰と坂口に注目し、二人の作家論を残しています。特に坂口安吾についてはこの本は基本テキストのひとつ。そうであれば、本の下から出てきた、この本の意味も大きい。
同日、図書館から連絡があり、『坂口安吾 百歳の異端児』(新潮社)が確保できた旨の連絡がありました。この暑い中、図書館に行き、その本を借りてきました。帰ってくると、まずビール。ホント暑い!
さて出口祐弘さんはどんな坂口安吾を描いたのでしょうか。手元にある奥野さんの坂口安吾とはちがうと思います。読み比べるのも一興か。秋の夜長にはまだまだ早すぎますが。