古本屋の「つきない悩み」

これが古本屋の「つきない悩み」*1です。[古本うさぎ書林の日日平安] の「つきない悩み」で古本うさぎ書林さんはこう書いています。

最近しみじみと感じるのだが、ひとりでネット販売できる量には限りがある。なので、もっと思いきって業者市で本を売らないと在庫が減らない。一定の在庫がないと売り上げも立たない。困った。たくさんの本を持ち触れることは大切である。しかし、未整理の本は家賃を喰うだけで何も生まないのも事実。このあたりの自分にあったバランスがまだ掴めない。古本屋である限りつきない悩みなのかもしれないが。

これは売上と在庫の関係。そして適正在庫をどう算出し、効率のいい在庫管理を行うか。これは古本屋の「つきない悩み」です。まして、一人でやっている古本屋でしたらなおさらです。

私も以前書きましたが、本棚を買い、本を整理しました。整理してしばらくはいままでの本がきちんと納まっていました。しかし2ヶ月たつと、また横に本が溢れ出し、平積みの山が一つ二つと増え、元の状態に戻りつつあります。

本は私の部屋以外には置けないので、ひたすら収納を考えつつ購入しなければなりません。本を置くスペースのある古本屋さんであったら、問題ないのですが、古本うさぎ書林をはじめとしたネット書店のみなさん、この点は共通の問題です。

楽天フリマを見ても、○万冊と本、新書、文庫をアップしている古本屋がいますが、そうした人たちの在庫管理はどうしているのか。適正在庫はどう設定しているのか。これらの点が気になります。

この「つきない悩み」、解決方法はないものでしょうか。

*1:またまた在庫の問題です。ここのところ、一番頭の中にあるのがこの問題。こう続けて書くこともないのですが。