「はてな」はなぜアメリカに行くのか

雨が時に激しく、時に静かに降り続いています。気温も低く、過ごしやすい一日でした。テレビを見ますと九州・四国から北陸など、局地的に過激な雨が降っているようです。くれぐれもご注意下さい。

今日は本とは直接関係がないのですが、このブログの「はてな」について触れてみたいと思います。それは今朝 の ITmedia News の「はてな、アメリカへ」を読んだことがきっかけでした。

スターウォーズ登場人物の過酷な生き方を見て思った。「東京でぬくぬく暮らしてる場合じゃない」。はてな近藤社長は、社員を日本に残してアメリカに渡る。目標は「はてな村を世界に」。

「国内でちょっとした数字を争うというよりは、同じような目的を持った人と情報交換し、協力ながら、切磋琢磨したい」(近藤社長のことば)

Googleのように、面白いものを次々と常に生み出せる会社であるために、社長なしでも進化できる組織に今、変わりたいという。1人1人が会社に主体的に関わり、他の社員を気にかけてお互いを支え、不満があればきちんと表明して解決策を考えるような組織が理想だ。

ITはもう一定水準まで達したとか、IT企業はいい加減な企業が多いとか、いろいろ言われるなかで、「はてな」の、なにか勢いのある話*1 を読んだ気がします。

はてな」にはどっか吹っ切れて、自由な雰囲気があります。やはり、こうでなければと思います。

ITはまだこれからですし、IT企業もまだまだですが、こうしたチャレンジャーがいなければ、新しい企業体を創っていくことはできません。

この記事を読みますと、もっと「はてな*2 を知りたくなります。またこれからの「はてな」にエールを贈りたくなります。

▼四谷書房のサイトは http://yotsuya-shobo.com/ こちらから。

*1:最近の企業でこの勢いを感じる企業がそうはありません。この勢いは天地人が一体となり、目標に向かって邁進するときに生じます。

*2:はてな」について、さらに知りたい人は「はてな、アメリカへ」3/3の最後に関連記事がありますので、その記事を読んでください。