永井荷風の余丁町から新宿ゴールデン街へ

やはり梅雨。曇天で、雨が降りそう? 傘をもって散歩に出ましたが、最後まで使わずじまいでした。散歩は新宿区の余丁町を通って、新宿へというコース。ご承知の通り、余丁町といえば、永井荷風が約10年ぐらいでしたか住んでいた町です。

日曜日の午後はそれほどの人でなく、散歩や買い物に行く人ぐらいでした。初めはどこかわからなかったのですが、ちゃんと「永井荷風住居跡」という標識を見つけ、その場所を確認しました。ここに1000坪(!)の住まいがあったとは。それから抜弁天を見て、新宿文化センターを回り、新宿ゴールデン街を通り、新宿へ。

昼間の新宿ゴールデン街はclosedで、静かでした。どのくらいの店があるのでしょうか。カウンターのみの小さな店が所狭しとひしめいています。学生時代に友だちと来た店は今はもうありません。内藤陳さんの「深夜+1」はまだ健在? がんばってやっているのでしょうか。ここはいつまでも摩訶不思議な街です。

新宿で買い物をして帰ってきたのですが、やはり雨は降りませんでした。それでも万が一を考えて、傘は持って歩きますが、傘の持たない散歩ができることを願っています。予報では今週も天気がよくないとか。まだ梅雨明けは先の先か。