日本とココロのタテカン
さて、今日もブログから。最近、あまり動き回れないので、それだけがどうもきがかり。古本屋めぐりをして、もっと本の情報を集めたい。もっといい本を仕入れたい。そんな気持ちが高まってます。*1
今日、ブログを見ていて、「日本」というキーワードで共通する2冊の本を見つけました。
加藤さんの『日本文学史序説』はかつて朝日ジャーナルに掲載され、単行本として筑摩書房から出版されました。この本の初めて読んだ時に衝撃を今でも忘れることができません。
この補講がかもがわ出版から刊行されました。「2003年9月3日から7日まで、加藤周一氏を囲んで開いた第二期白沙会の信州・追分での合宿学習会の記録」だそうです。この情報は「書肆アクセス半畳日録」のブログから。
また、もう一冊の松岡正剛さんの本、『日本という方法』。松岡の編集術による、日本を考えるための本、松岡的「日本論」という内容だそうです。過去から現在に至る日本の現状をどれだけ解き明かしてくれるのか。愉しみな一冊です。
茂木健一郎「クオリア日記」を読んでいて、久しぶりに懐かしく言葉「タテカン」を発見しました。これは「こころのタテカン」という題でポストされたものです。
もう大学に行くこともなく過ごしているので、大学でのタテカンも、トンとご縁がなく、いまどうなっているのかもわかりません。たまたま茂木さんのブログを見ていて、京都大学のタテカンの写真が掲載され、一気一読、懐古的な気分になりました。
そして、最後に茂木さんは次のようにまとめています。
ボクの今朝のココロのタテカンは、
「何が確率だふざけるな
機能主義を年内に葬ろう!」
にでもしておこうか。
文学でも人生でも、そしてもちろん政治でも、
大切なのは「多声性」である。 *2