新たに借りた本
先日図書館から借りてきた、メイ・サートン『夢みつつ深く植えよ』みすず書房は読み切れず、図書館に返却しました。また、借りる機会があるのかどうか。返却した際に借りてきたのが次の二冊です。
多和田葉子『言葉と歩く日記』岩波新書
開高健 『開高健のパリ』集英社
なぜいま日記なのか。
先の武田百合子さんの日記や多和田葉子さんの日記を読み始めています。日記は日々の出来事を綴るものです。日記の書き手は日々の出来事をどう書いているか知りたくなりました。
『開高健のパリ』は次の構成になっています。
絵 モーリス・ユトリロ
文 開高健
解説 角田光代
写真 山下郁夫
若かりし開高健がパリで過ごした日々を綴った文章が綴られています。その頃のユトリロの絵は新しいパリを描写しています。それを読んでの角田さんの解説、山下さんの写真が配されています。
その時代、開高健はパリにいて何を考えたのでしょう。そんな問いを解くために、この本を借りました。