出版状況クロニクル 6月

出版状況クロニクル146(2020年6月1日~6月30日) - 出版・読書メモランダム https://t.co/NmAnHCLiZX

6月の出版状況クロニクルの中で、気になったのが次の2点です。

①  8  のブックオフの今期の決算報告について。本の売上は横ばい、それ以外の売上が好調だそうです。いまは本の売上減少をそれ以外の商品の売上でカバーしています。詳細については今期の決算報告の数字をご覧下さい。

これからはコロナ禍の影響もあり、来期の決算は今期以上に売上利益とも減少する見込みです。来期はそれをどうカバーするか。厳しい現実に直面することになりそうです。果たして新しいビジネスモデルを創り出すことができるのか。今後のブックオフを経営戦略が問われています。

②  11  の『アサヒカメラ』が20年7月号で休刊について。これもまたデジタル化、ネット化の影響でしょうか。『アサヒカメラ』だけでなく、雑誌全般が売上の低迷、ネットマガジンの増加で、雑誌も休刊廃刊が増えています。実際に雑誌を購入する機会がどんどん減っています。

私の場合も、この1ヶ月雑誌を購入していません。以前ですと、週刊誌を何冊か購入していましたが、いまはネットマガジンで見ること読むことができます。それで十分ではと思っています。となると、これから紙の雑誌はどうなるのでしょう。